ステロイドで改善しない難聴
根本原因の解決は「時間」との戦いです

ステロイドで改善しない難聴、根本原因の解決は「時間」との戦いです

突発性難聴とストレス

突発性難聴のストレスについて説明する鍼灸師

●更新 2024.05.24

音声で解説!
ストレスを科学する

ストレスの原因(ストレッサー)と体の反応を区別し、自律神経・HPA軸・コルチゾールの働きをやさしく解説。認知のしかたやコーピング、生活習慣・社会的支援の重要性まで、今日から使える実践ポイントを音声でお届けします。

※出典 メディカル・サイエンス・インターナショナル 「ストレス診療ハンドブック」

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ホスト:こんにちは。今日の深掘りはストレスです。もう現代人なら誰でも感じるこのストレスですけど、その正体って一体何なのか。 医学的、心理学的に核心に迫っていきたいと思います。

ゲスト:今日のミッションは、そのストレスの知識を、こう単なる情報じゃなくて、皆さんの実感とつなげられるような、そんな形でお届けすることですね。

ホスト:なるほど。早速ですけど、ストレスってもともとは物理学の言葉だったとか?

ゲスト:ああ、そうなんですよ。面白いですよね。それを医学の分野に持ち込んだのがカナダのセリエ博士なんです。で、大事なのはストレッサー、つまりストレスの原因になるもの。まあ、寒さとか騒音とか人間関係とかいろいろありますけど、それと、それによって体の中に起こる反応。これをストレス反応って言って区別したことなんです。

ホスト:あ、原因と反応は別物なんですね。

ゲスト:ええ。で、セリエ博士が発見したのは、どんな種類のストレッサー、原因に対しても、体はある程度こう共通の反応を示すってことなんですよ。

ホスト:へえ、共通の反応ですか?具体的には体の中で何が起こるんですか?ストレスを感じると。

ゲスト:まず脳が、「お、何か来たぞ」と認識するわけです。

ホスト:はい。

ゲスト:それが大脳辺縁系っていう感情に関わる部分に伝わって、不安とか怒りとかが生まれる。その信号が視床下部っていう司令塔に伝わると、主に二つのルートがこう、わっと動き出すんです。

ホスト:二つのルート。

ゲスト:はい。一つはあの自律神経系、特に交感神経ですね。こっちは早い反応で。

ホスト:早い方。

ゲスト:ええ。アドレナリンとかが出て心臓がドキドキしたり、血圧が上がったり。いわゆる闘争逃走反応の準備です。

ホスト:ああ、戦うか逃げるか、みたいな。

ゲスト:そんな感じです。で、もう一つが、少しゆっくりした反応で内分泌系ホルモンのルートですね。

ホスト:ホルモンですか?

ゲスト:ええ。いわゆるHPA軸、視床下部下垂体副腎質系って呼ばれるものです。

ホスト:HPA軸。

ゲスト:ここからコルチゾールっていう、まあ代表的なストレスホルモンが分泌されます。

ホスト:コルチゾール。

ゲスト:これが血糖値を上げたりしてエネルギーを供給したり。あと、短期的には炎症を抑えたりもするんですけど。

ホスト:ストレスが溜まると風邪ひきやすくなるとか言いますけど。それってこのコルチゾールと関係が?

ゲスト:まさにそこなんですよ。コルチゾールも出続けると、今度は免疫細胞の働きをちょっと抑えちゃうことがあるんです。

ホスト:え?抑えちゃうんですか?

ゲスト:ええ。だから慢性的なストレスっていうのは体の抵抗力、例えばNK細胞の活性とかを弱めてしまって、感染症にかかりやすくなったりする可能性が指摘されてますね。

ホスト:なるほどな。体の反応はだいぶ分かってきましたけど。でも同じ出来事があっても全然平気な人もいれば、ものすごくダメージ受ける人もいますよね。その違いって何なんでしょう。

ゲスト:そこがまた、ストレスの面白いところで、非常に重要なのが認知、評価。

ホスト:認知、評価?

ゲスト:ええ。つまり、目の前で起きた出来事をその人がどう捉えるか。これは大変だ、脅威だって思うか?よし、乗り越えてやろう、挑戦だって思うか?

ホスト:ああ、捉え方次第で。

ゲスト:そうです。その捉え方。 意味づけによって、その後のストレス反応の大きさとか質が変わってくるんです。性格とか、これまでの経験、自分に自信があるかとかも影響しますね。

ホスト:なるほどね。じゃあ、その捉え方以外にも個人差を生む要因ってありますか?

ゲスト:もちろん対処の仕方も人それぞれですね。「コーピング」って言いますけど。問題そのものを解決しようと頑張るタイプ、「問題焦点型」もいれば、まあ気分転換したり、誰かに話を聞いてもらったりして、そのストレスによる嫌な感情を和らげようとするタイプ「情動焦点型」もいます。

ホスト:うん。どっちが良いとかじゃないんですね。

ゲスト:ええ、状況によりますね。あとはやっぱり、周りのサポート。家族とか友人とか、そういう社会的支援があるかどうかもすごく大きいです。

ホスト:確かに一人で抱え込むと辛いですもんね。あの、生活習慣も関係あります?

ゲスト:密接に関係しますね。ストレスを感じている時って、体はビタミンCとかB群タンパク質なんかを結構消耗しやすいんですよ。

ホスト:へえ、消耗するんだ?

ゲスト:だから、バランスのとれた食事っていうのは、ストレスへの抵抗力をまあ、支えてくれるわけです。

ホスト:なるほど。

ゲスト:運動も。特に有酸素運動なんかは気分転換にもなりますし。脳内で「エンドルフィン」っていう。 こう、ちょっと幸福感を感じさせる物質が出るとも言われてますね。

ホスト:ああ、運動するとスッキリするの、そういうことか。

ゲスト:で、逆に睡眠不足とか不規則な生活、飲み過ぎ、タバコの吸いすぎ。こういうのはストレス耐性を下げますし、ストレスが原因でまた生活が乱れるっていう悪循環にもなりやすい。

ホスト:んー悪循環。

ゲスト:それがやっぱり、生活習慣病のリスクを高める一因にもなるわけです。

ホスト:なるほど。あともう一つ興味深かったのが、ライフサイクル、人生の段階によってストレスの性質とか影響が変わるっていう視点です。

ゲスト:ああ。エリクソンの発達段階説が参考になりますね。

ホスト:エリクソン?

ゲスト:ええ。人生のそれぞれの時期に特有の心理的な課題っていうのがあるんです。例えば思春期だったら自分って何だろうっていう自我同一性の問題とか。成人期なら仕事とか家庭での役割、責任。 老年期になると喪失体験とか、そういうテーマが出てきます。

ホスト:その課題を乗り越えるのが、ある意味ストレスでもあると。

ゲスト:そうですね。で、それはうまくいかないと、その時期に特有の、まあ、ストレスに関連した病気が出やすくなると考えられています。

ホスト:例えばどんな?

ゲスト:学童期なら不登校とか。思春期、青年期なら摂食障害とか引きこもり。成人期ならうつ病、突発性難聴とか。あとは高血圧とか心身症。老年期もうつ状態とかですね。

ホスト:うーん。 年代ごとに、いろいろな形で出るんですね。 でも、同じようなストレスを受けても胃にくる人もいれば、なんか血圧が上がる人もいるじゃないですか。症状の出方が違うのはなんでなんですか?

ゲスト:それはですね、慢性的なストレスで体のバランス、「ホメオスターシス」。それが崩れて病気になる時に、どの臓器に影響が出やすいかっていうのは、個人の、まあ遺伝的に決まっている弱点みたいなものが関係してるんじゃないかと。

ホスト:弱点。

ゲスト:ストレスっていう負荷がかかった時に、その人にとって、もともと弱い部分に症状が出やすいっていう考え方です。

ホスト:なるほど。体質みたいなものも関係するわけですね。

ゲスト:ええ。そういうことです。

ホスト:いや、今回の深掘りで、ストレスって単に嫌なことっていうだけじゃなくて、私たちの捉え方とか行動とか生活習慣、それから人生の段階ともすごく複雑に絡み合ってる、心と体の反応なんだなっていうのが見えてきました。

ゲスト:そうですね、特にやっぱり客観的な出来事そのものよりも、それを私たちがどう認識して評価するかっていう主観的な側面がすごく大きい。ここがポイントですね。だからこそ、慢性化させないように自分なりの対処法を知っておいたり、ケアしたりすることが大切になってくるわけです。

ホスト:本当にそうですね。最後に、これを聞いているあなたにもひとつ問いを投げかけてみたいんですが。

ゲスト:はい。

ホスト:ストレス反応に認知評価。つまり捉え方が大きく関わるということはですよ。起こってしまった出来事そのものは変えられなくても、それに対する自分の見方とか考え方をちょっと意識して変えてみることで、ストレスの影響ってある程度コントロールできるのかもしれないってことですよね。

ゲスト:ええ。可能性はありますね。

ホスト:あなた自身のストレスとの向き合い方について、これを機に少し立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれません。

※出典 メディカル・サイエンス・インターナショナル 「ストレス診療ハンドブック」

ストレスによる突発性難聴は回復しますか?

ストレスによる突発性難聴は回復しますか?|静岡県S.T.様

左耳の突発性難聴を発症してステロイドの点滴をしたのですが、聴こえが戻らないまま退院となりました。

原因はストレスらしいのですが、鍼治療でストレスを解消したり聴こえを良くしたりできますか?

静岡県 S.T.様

「ストレス」は体に悪いものばかりではありませんが、マイナスに働くと免疫力が低下し、突発性難聴を引き起こす原因になることが多いです。

また、突発性難聴は聴こえが悪くなるので、人間関係がギクシャクしたり、さらにストレスを生む悪循環が起きたりすることがあるので、お早めに鍼治療をご検討ください。

鍼治療は、免疫力を高めてストレスを軽減する作用があるので、ストレスによる突発性難聴に効果的です。

院長 吉池 弘明

ストレス性の突発性難聴が回復!

心もカラダも元気に
ストレス性の突発性難聴が回復!静岡県S.T.様

仕事は1ヵ月休みましたが治療に専念できましたし、心も体も軽くなったので、結果的にお休みできて良かったです。

おかげさまで、音や人の声が左耳でも少し聴こえるようになりました!森上の先生方には心から感謝しています。

静岡県 S.T.様

※治療効果の出方には、個人差があります。

鍼治療で聴神経が再生

心と体に悪いストレスがかかると、免疫力低下自律神経の乱れが出るので、血流が悪化し突発性難聴を引き起こすことが多いですが、T様は仕事をお休みして日常生活から距離を置き、治療に専念できたことが、鍼の効果をより高めたのではないかと存じます。

また、音が少しずつ聴こえるようになっているのは、聴神経が再生している証拠です。

治療を続けるともっと良い状態にしていけると存じますので、T様らしくまた働けるように、引き続き治療に尽力させていただきます。

院長 吉池 弘明

ストレスで突発性難聴は悪化するのか

ストレスは突発性難聴の発症と悪化をまねきやすい

突発性難聴の原因ははっきり特定されていませんが、大人で発症した場合だと、血液循環障害で起こることが多いです。

過度にストレスがかかると、顔→手足→体幹の順番で体温が低下し、免疫力が落ちて血流を悪くさせるため、突発性難聴の発症や悪化しやすい体の状態になります。

※ストレスで悪化する難聴は、突発性難聴以外にも、強烈な回転性めまいが出る「メニエール病」や、急に低音が聴こえなくなる「低音障害型感音難聴」があります。

突発性難聴はストレスで悪化する

すべてのストレスが「悪」ではない

良いストレス

ストレスの良し悪しは人によって異なり、気持ちが前向きか後ろ向きかで変わります。

例えば上司から仕事を任されたとき、昇進のチャンスと考えればそのストレスが良いストレスになりますが、仕事量が増えて自分ばかりが大変だと考えれば、同じストレスでも悪いストレスになります。

悪いストレス

1番心と体に悪い影響を及ぼすのは、不安や恐怖を感じるときのストレスです。

悪いストレス状態が続くと、ストレスホルモンの影響で毛細血管の血流が低下し、自律神経のバランスが崩れて免疫力が低下します。

突発性難聴はさらなるストレスを呼び込む

聴こえの悪さが人間関係に影響を及ぼす

突発性難聴は急に聴力が落ちることで、耳鳴りや音の響き、耳詰まり、めまいなどの症状が出るため、症状のつらさによるストレスがかかります。

また、片耳は聴こえていても何を話しかけられているのかや、どこから音が聴こえてくるのかが分からなくなるので、コミュニケーションの取りづらさ人間関係のストレスを誘発することもあります。

人間関係のストレス

ステロイド治療もストレスがかかっている

ステロイドは免疫力低下の副作用がある

突発性難聴は、内耳に炎症が起きている状態だと考えられているため、お医者様は炎症を止めるためにステロイドを使った治療をされます。

ただ、副作用として免疫力低下があるので、ステロイド治療自体体に負担がかかり、気持ちが落ち込んでうつ状態になる方もいるため、ステロイド治療中に具合の悪さを感じることがあれば、すぐお医者様に相談しましょう。

ストレス性の突発性難聴の治し方

仕事はなるべくお休みする

突発性難聴を発症し、仕事をどうするか悩んでいる方は多いと思いますが、できるかぎりお休みし、治療や心と体の休息を優先していただくことを強くおすすめします。

特に仕事のストレスが要因と考えられるなら、一旦距離を置いたほうが治療効果が高まりやすくなると存じますし、突発性難聴は発症から時間が経過するほど治りづらくなってしまうので、ご自身のお体のためにも会社と相談してみてください。

突発性難聴の治療と休息

幸せホルモンを増やす

ストレスがかかると、脳内で分泌される幸せホルモン(セロトニン・ドーパミン)が減少し、不安や恐怖を感じやすくなってしまうので、突発性難聴の治療と並行して、幸せホルモンを増やす日常生活を心がけることも大切です。

朝は同じ時間帯で起床し、カーテンを開けて日の光を感じながら深呼吸をすると、セロトニンの分泌が活発になります。

また、良く噛むことでも分泌されるので、食事はゆっくり食べることをおすすめします。タンパク質を中心に摂取するとドーパミンの分泌に効果的なので、栄養バランスも気にかけましょう。

幸せホルモンの増やし方

鍼治療を始める

音は耳と脳の連携があってこそ聴くことができますが、鍼でツボを刺激すると、耳や脳に向かう血流が改善されるため、聴力が回復しやすいお体の状態をつくることができます。

また、脳の血流量が増えれば幸せホルモンの分泌も増えるので、根本原因となるストレスをもとから対処することもできます。

森上鍼灸整骨院の検査

ストレスを受け止める脳の部分には体温調節中枢があり、過度なストレスがかかると顔や手足の温度に異常が出ます。

そのため、当院では医療用サーモグラフィで体温異常を見ながらストレス状態を確認し、効果的なツボの選定をして鍼治療をおこなっています。

突発性難聴のストレスを調べる検査

森上鍼灸整骨院の鍼治療

ストレスの軽減・聴力を回復させる鍼治療

悪いストレスがかかり続けると顔の温度が低下し、内耳の血流と免疫力低下を引き起こします。

突発性難聴が治りにくいお体の状態ですが、体温異常を確認しながらストレスと聴力改善の鍼治療を続けることで、ステロイドで治らなかった突発性難聴でも回復が始まるケースが多いです。お悩みの方は、お早めに当院までご相談ください。

治療前

ストレスが原因の突発性難聴|ストレスで血流が低下した顔(治療前)

治療後

ストレスが原因の突発性難聴|鍼治療で血流が改善した顔(治療後)

下記のオージオグラムは、入院してステロイドとプロスタグランジンE1の点滴治療をしても聴力が改善されず、全周波数でスケールアウトのまま退院された患者様のものです。

この患者様は8回の鍼治療後にスケールアウトが改善、聴力の回復が始まりました。(その後はご本人様の希望で、近くの鍼灸院に転院)

スケールアウトとは

全く音が聞こえない状態を聴力検査で「スケールアウト」といいます。検査結果のマーク(※左耳はX----X 右耳は○----○)を付けて表されます。

治療前

ストレスが原因の突発性難聴|オージオグラム検査(治療前)

治療後

ストレスが原因の突発性難聴|オージオグラム検査(治療後)

※治療効果の出方には、個人差があります。

当院の専門的な治療にかかる費用について

詳しい料金体系や、なぜ当院の治療があなたの未来にとって価値があるのかについて、こちらのページで詳しくご説明しています。

突発性難聴の治療費について詳しくはこちら

よくある質問

突発性難聴になりやすい人はどんな人ですか?

喫煙習慣がある・大量にアルコールを摂取する・睡眠不足・食生活の乱れがあるなどの、不規則な生活が続いている人ほど血流が悪くなるため、突発性難聴を発症しやすくなります。

また、他人の気持ちを敏感に感じ取ることができ、細やかな気質がある人ほど、悪いストレスがかかったときに突発性難聴の症状が悪化しやすい傾向にあります。

簡単にできるストレスの治し方はありますか?

ストレスがかかっているとき、体は戦闘モード(交感神経優位)のため、リラックスモード(副交感神経優位)を意識すると効果的です。

例えば、美味しいものを味わって食べることや、眠りに入る時に腹式呼吸をすると自然とリラックスモードになるので、血流が良くなりストレス解消に役立ちます。

仕事のストレスで突発性難聴になった場合、労災は使えますか?

工事現場で働く方や、インカムを使って働く方が難聴になった場合(騒音性難聴)なら、要件を満たしたうえで労災の対象になりますが、ストレスで突発性難聴を発症したという証明は難しいので、労災の対象にはなりません

突発性難聴の原因はストレス以外にもありますか?

私の見解としては、生活習慣の乱れが引き金となり「梗塞体質」になると発症しやすいと考えています。
※直系の近親者に脳梗塞や心筋梗塞を発症した方がいる場合、ご自身も梗塞が起きやすい体質であるケースが多いです。

実際に、突発性難聴は耳で梗塞が起きている状態だと考えているお医者様もいますが、当院としても突発性難聴が治らない患者様のお体を検査すると、梗塞体質の特徴的な温度分布(ふくらはぎの温度が異常に低い)などが多く見受けられましたので、突発性難聴は全身疾患の一症状であり、梗塞体質が大きく影響していると考えています。

ストレスによる突発性難聴は再発しますか?

根本的な原因となっているストレスや血流異常が解決していないと、突発性難聴は再発する可能性があります。

また、発症から時間が経つほど良い耳にも負担がかかり、両耳とも聴こえにくくなるケースもあるので、突発性難聴の治し方は、原因から改善する治療を始めると効果的です。

当院では発症原因から解決する鍼治療に取り組んでいるので、突発性難聴が治らずお悩みの方は、一度ご相談ください。

著者情報

森上鍼灸整骨院 院長 吉池 弘明

私が書きました

森上鍼灸整骨院 院長 吉池 弘明

保険治療で良くならなかった突発性難聴の鍼治療に取り組み36年。医師とは異なる検査【医療用サーモグラフィ】を取り入れ、のべ25万人を検査、治療成果を上げる。

耳鼻科疾患の鍼治療に欠かせない、自律神経・ストレス状態をデータから読み解き、患者様ひとりひとりに合わせた治療を行っている。はり・きゅうの日生まれ61歳。

当院について

長野県須坂市の突発性難聴専門の鍼灸院です。

森上鍼灸整骨院 鍼灸師、スタッフ

聴力検査、医療用サーモグラフィ、循環器エコー、モアレトポグラフィで全身検査をおこない、突発性難聴を根本原因から解決する鍼治療に取り組んでいます。

原因を素早く見つける

耳鼻科専門の鍼灸院6つの検査

  • オージオグラム

    聴力検査

    骨導と気導の状態は、幅広い音域を使って「音を聴き分けられるか」を確認し、鍼の効果を最大限に引き出すツボを選定します。

  • 耳管機能検査装置

    耳管機能の検査

    日本で流通している唯一の検査機器で、耳管機能不全の有無を確認し、聴こえを良くするための鍼治療に活かします。

  • インピーダンスオージオメータ

    鼓膜と中耳の検査

    鼓膜の動きと中耳の気圧状態を確認し、検査結果から中耳炎の後遺症や、顔面神経麻痺後遺症の鍼治療に活かします。

  • 体の歪みの検査:モアレトポグラフィ

    体の歪み

    首の側弯は椎骨動脈を圧迫して脳や内耳の血流を悪くするため、モアレトポグラフィで確認し、歪みを治す鍼治療をします。

  • 血流の検査:循環器用エコー

    血流の異常

    自然治癒力の低下は血流の異常で分かるので、循環器用エコーで手足や首の状態を確認し、血流改善の鍼治療をします。

  • ストレスの検査:医療用サーモグラフィ

    ストレス状態

    治りを妨げるストレス状態は体表温度に現れるので、医療用サーモグラフィで確認し、自律神経を整える鍼治療をします。

患者様の声

  • 突発性難聴の鍼治療をされた 東京都M.K.様

    M.K.様東京都

    突発性難聴の後遺症

    音の方向性が分かるように

    退院してからもふらつきや耳鳴りがひどく、家族にも会社にも迷惑をかける始末で二重苦でしたが、鍼のおかげでようやく耳鳴りも音がどこから聴こえてくるのかも分かるようになりました。

  • 突発性難聴の鍼治療をされた 千葉県R.K.様

    R.K.様千葉県

    片耳がまったく聞えない突発性難聴

    説得力のある説明

    森上さん近くのホテルに滞在したので、都会の雑踏を聞かずにすみましたし、ごはんもとても美味しく、生活環境的にもストレスフリーでした。聴力も回復してきたので、勇気を出して来て本当によかった。

  • 突発性難聴の鍼治療をされた 群馬県T.Y.様

    T.Y.様群馬県

    突発性難聴による聴覚補充現象

    響きが落ち着いてきた

    聴力は落ちているのに頭の中で音がうるさく響くという意味の分からない状態が続き、ストレスがマックスでおかしくなりそうでした。通院し始めてからはなんとか落ち着いてきたので、もう少し頑張ってみます。

※「患者様の声」は 個人の感想です。
疾患により治療法や効果の出方が変わります。

不調の根本原因は人によりさまざまなので、当院では全身検査をしたうえで、その患者様に合った治療法をご提案しています。
分からないことやご不安なことは、「今すぐ無料相談する」ボタンからご相談ください。