発症したとき
突然左耳に違和感を感じました
40歳を過ぎた時から、首・肩・背中の痛みと痺れに悩まされ、 職場では「Sさんはいつもハップ剤の匂いがするね」とからかわれる始末でした。
今年一月、突然左耳から聞こえる音が半オクターブ低くなり、洞窟の水流に似た響きを伴うようになりました。 インターネットを検索中、偶然こちらのホームページにたどり着きました。
埼玉県入間市から長野県須坂市は高速で片道210キロ、3時間の距離。 正直初めて電話した時は、『駄目で元々』のつもりでいってみよう、2,3回通って効果がなければやめてもいい」程度の考えでした。
森上鍼灸整骨院での治療
院長先生の的確な診断
今年5月、初めて森上鍼灸治療整骨院の敷居を跨ぎました。早速検査、すぐに吉池院長から診断結果を伝えられました。
「低音の難聴は三半規管にリンパ液が溜まるのが原因。佐藤さんのサーモグラフィ写真では、左耳の血流が極端に悪い。血液の循環に重要な役割を担うふくらはぎも同様。これは低音型突発性難聴です。」
また、「ご両親で、突発性難聴の経験者の方はいらっしゃいますか。」との問い。
私は「親父がやりました。」と即答。「身体の側弯・猫背があります。これが血液の循環を阻害しています。」吉池院長先生の診断と説明は、この「困った体」のオーナーたる私にとり、悉く合点のいくもので、「その説明を待ってました!」と膝を打ちたくなる気分でした。
鍼治療に対して懐疑的でした
直後に治療方針の説明を受け、オプション治療の選択を行い、毎回の見積もりを提示していただき、第一回目の治療を受けました。頭の先からふくらはぎまで、約50本の鍼を打ってもらい、電気とスーパーライザーによる治療を受けました。
これほど本格的な鍼治療は人生初でしたが、今まで経験した鍼治療では効果を実感できなかったため、院長先生に施術していただいている最中も、どこか懐疑的に考えていました。
現在
変化は突然現れました
翌日、あれ程痛みが酷かった肩・首・背中に突如、平和が訪れました。あまりの劇的変化に、驚くというよりも「アレッ!?」という感じでした。
現在まで9回の治療を受けましたが、消炎剤とも内服薬とも一切無縁な生活が続いています。職場では、「佐藤さん、最近ハップ剤のにおいがしなくなったね!」と言われました。
難聴に関しては、先日病院で検査してもらったところ、諦めていた聴力が少しずつ回復してるとのことでした。引き続き、根気強く治療を受けようと思っております。
治療経過
S様は、埼玉県内の病院で治療を受けて変化がなかったため来院されました。 オージオグラムは来院時と治療後のものです。
聴力が低下すると耳閉感や耳鳴りがでて不安になることがありますが、完全に良くできると思いますので安心してください。不安なことは担当鍼灸師にご相談ください。
治療前
治療後
オージオグラム 来院時 治療後