ステロイドで改善しない難聴
根本原因の解決は「時間」との戦いです

ステロイドで改善しない難聴、根本原因の解決は「時間」との戦いです

重度の突発性難聴の治療

突発性難聴で、片耳が聞こえない場合も治る?

●更新 2026.01.21

音声で解説!
重度の突発性難聴とは?

病院でステロイド治療を受けたけれど、ほとんど改善しなかった――そんな重い突発性難聴について、音声でわかりやすくお話ししています。

「スケールアウト」と呼ばれる非常に厳しい状態とは何か、なぜ治りにくいのか、そしてまだ選択肢が残されている可能性について、専門的になりすぎない言葉で整理しました。

つらい状況にいる方が、少しでも前向きに考えるヒントになれば幸いです。

※出典1 突発性難聴に対するIGF1治療について 京都大学
※出典2 森上鍼灸整骨院 「治療に対する考え」

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重度の突発性難聴でも、鍼治療で良くなることはありますか?

重度の突発性難聴でも、鍼治療で良くなることはありますか?|千葉県 R.K.さん

突発性難聴の治療では、ステロイドの点滴と鼓室内ステロイド注射をしましたが、聴力の回復がありません。鍼治療で良くすることはできますか?

千葉県 R.K.さん

ステロイド治療で良くならないとのこと、とてもお辛いと思います。

鍼治療はお医者さんとは違った角度からアプローチをかけるので、重度の突発性難聴で、片耳がまったく聴こえない (スケールアウト)状態であっても 、聴力が回復する可能性があります。

※当院の場合ですと、スケールアウトした3~4割ほどの患者さんに、聴力回復が見受けられました。

鍼治療の開始は早ければ早いほど効果的なので、お早めにご検討ください。少しでも聴こえが戻れば聴神経の萎縮を防げ、耳鳴りなどの不快な症状の予防にもなります。

副院長 吉池 美奈子

  • 鍼治療で改善が見られた患者さんの例

    右耳のスケールアウトが改善

    こちらは、入院中も右耳の聴力がなかなか戻らず、全ての周波数でスケールアウトしていた患者さんのオージオグラムです。 当時はご本人も強い不安を感じておられましたが、8回の鍼治療を通して、スケールアウトの状態が改善していきました。

    当院では、全身の状態を丁寧に確認したうえで、患者さんお一人おひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提案しています。 お医者さんでの治療だけでは聴力の回復が見られなかった場合でも、改善の可能性が残されているケースがあります。 「もう難しいのでは」と感じている方も、どうぞ一度ご相談ください。

    治療前

    片耳が全く聞こえない突発性難聴|オージオグラム(治療前)

    治療後

    片耳が全く聞こえない突発性難聴|オージオグラム(治療後)

    ※治療効果の出方には、個人差があります。

    患者さんの声

    • 突発性難聴の鍼治療をされた新潟M.S.さん県

      M.S.さん新潟県

      めまいから始まった突発性難聴

      職場に復帰できました

      免疫・聴力回復の鍼治療と音響療法を続け、不快な耳鳴りが治まりましたし、音がする方向も分かるようになってきました!仕事にも復帰できたので感謝でいっぱいです。

    • 突発性難聴の鍼治療をされた長野市S.K.さん

      S.K.さん長野市

      突発性難聴の後遺症

      頭に響かなくなった

      片耳難聴になってから、釘を打つ音が頭に響くようになりました。大工仕事の引退を考えるほどでしたが、鍼治療とCDを聞く治療でだいぶマシになりました。

    • 突発性難聴の鍼治療をされた 群馬県T.Y.さん

      T.Y.さん群馬県

      突発性難聴による聴覚補充現象

      響きが落ち着いてきた

      食器が擦れる音やスーパーのレジの音が頭に響いて、精神的におかしくなりそうでした。通院し始めてからはなんとか落ち着いてきたので、もう少し頑張ってみます。

    ※「患者さんの声」は 個人の感想です。
    疾患により治療法や効果の出方が変わります。

    不調の根本原因は人によりさまざまなので、当院では全身検査をしたうえで、その患者さんに合った治療法をご提案しています。
    分からないことやご不安なことは、「今すぐ無料相談する」ボタンからご相談ください。

  • 重度の突発性難聴

    突発性難聴の症状の程度

    突発性難聴の程度は、聴力の低下の度合いによって、軽度・中程度・高度・重度に分けられます。

    ・軽度(30~40㏈未満)…小さな音が聴こえづらい
    ・中程度(40~60㏈未満)…日常会話や家電の音が聴こえづらい
    ・高度(60㏈~90㏈未満)…電車の音などの騒音も聴こえづらい
    ・重度(90㏈以上)…耳元で大きな音がしても聴こえない

    特に、強い回転性のめまいを伴って始まった突発性難聴では、 高度や重度まで進行することが多く見られます。 この場合、蝸牛から前庭神経まで症状が広がっていることもあり、 ステロイド治療を行っても、思うように聴力が回復しないケースがあります。

    ただし、発症からできるだけ早い段階で鍼治療を始めることで、少しずつ聴力が回復してくるケースもあります。重度だからといって、すぐに可能性がなくなるわけではありません。 不安な状況だからこそ、できるだけ早めに一度ご相談ください。

    突発性難聴の症状
  • 「両耳難聴」に注意が必要な理由

    時間が経つほど両耳難聴のリスクが上昇

    難聴になった片方の耳の症状だけを治療していたとしても、原因から治していないと、同じ原因でもう片方の耳も突発性難聴になってしまうことがあります。普段両耳で聴いていた音を片耳で聞くようになるので、聴いている方の耳に負担やストレスが掛かることで徐々に聴力が低下することもあります。

    良い耳の聴力低下は、発症から時間が経過するほどリスクが高くなる傾向にあるので、早期に聴力回復の鍼治療をすることが、両耳難聴の防止に効果的な方法です。

    突発性難聴の症状
  • 体質から改善を目指す鍼治療

    梗塞体質から治す鍼治療

    当院では、突発性難聴は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすい体質(梗塞体質)になっていることが、発症の原因になっているのではないかと考えており、実際に、突発性難聴のことを耳梗塞と呼ぶお医者さんもいらっしゃいます。

    梗塞体質の方はふくらはぎの温度が低く末梢の血流が悪いというお体の特徴があるので、温度分布の異常を調べる医療用サーモグラフィや、血流状態を調べる循環器用エコーを用いた検査をすると、梗塞体質かどうかが分かります。

    治療前

    片耳が全く聞こえない突発性難聴|血流が悪いふくらはぎ(鍼治療前)

    治療後

    片耳が全く聞こえない突発性難聴|血流が改善したふくらはぎ(鍼治療後)

    ※体質から改善する鍼治療をおこなうと、体の自然治癒力が高まるため、突発性難聴が治りやすいお体の状態へ整うことが多いです。

    詳しい聴こえを調べる聴力検査

    全身検査から梗塞体質を改善するツボの選定をおこなうとともに、幅広い音域を使った聴力検査で「音を聴き分けられるか」を調べ、良い耳を悪くさせないための治療もおこなっています。

    また、鼓膜の動きが悪かったり、耳管機能不全があったりすることで、聴こえの悪さが続く原因になっていることもあるので、鼓膜の動きを確認する検査もおこない、詳しいお耳の状態を調べています。

    オージオメータ
    聴力検査
    インピーダンスオージオメータ
    鼓膜の動きを確認する検査
  • 聴力が回復しなかった場合の選択肢

    音響療法で耳と脳をリハビリ

    鍼治療と並行しながら音響療法をおこなうと、耳鳴りや耳閉感などの軽減・音の方向性が分かるようになったり、聴力回復に役立ったりすることが多いです。

    音響療法は、モーツアルトの楽曲を患者さんの聴力に合わせて加工し、バイオリン・ビオラ・チェロの音を聴き分ける治療法です。仮に片耳が完全に失聴していても、良い耳からモノラルで入った音を、脳の中でステレオにする訓練になるので、雑踏の中で会話が聴こえるようになる方もいらっしゃいます

    患者さんの聴力に合わせた音響療法用のCD作成
    音響療法のCD作成
    骨伝導ヘッドホンで耳と脳をリハビリ
    音響療法
  • 著者情報

    森上鍼灸整骨院 副院長 吉池 美奈子

    私が書きました

    森上鍼灸整骨院 副院長 吉池 美奈子

    実家は宮崎の名門鍼灸院。子供の頃から風邪を引いても鍼で治されるため、病院へ連れていかれる友達をうらやましく思って育つ。周囲への配慮に長けた、面倒見の良い二児の母。「1番患者さんの役に立つ人間になる」を座右の銘とし、突発性難聴や婦人科疾患の鍼治療を専門に取り組んでいる。

当院について

長野県須坂市にある突発性難聴専門の鍼灸院です。

森上鍼灸整骨院 鍼灸師、スタッフ

聴力検査、医療用サーモグラフィ、循環器エコー、モアレトポグラフィで全身検査をおこない、突発性難聴を根本原因から解決する鍼治療に取り組んでいます。

原因を素早く見つける

耳鼻科専門の鍼灸院6つの検査

  • オージオグラム

    聴力検査

    骨導と気導の状態は、幅広い音域を使って「音を聴き分けられるか」を確認し、鍼の効果を最大限に引き出すツボを選定します。

  • 耳管機能検査装置

    耳管機能の検査

    日本で流通している唯一の検査機器で、耳管機能不全の有無を確認し、聴こえを良くするための鍼治療に活かします。

  • インピーダンスオージオメータ

    鼓膜と中耳の検査

    鼓膜の動きと中耳の気圧状態を確認し、検査結果から中耳炎の後遺症や、顔面神経麻痺後遺症の鍼治療に活かします。

  • 体の歪みの検査:モアレトポグラフィ

    体の歪み

    首の側弯は椎骨動脈を圧迫して脳や内耳の血流を悪くするため、モアレトポグラフィで確認し、歪みを治す鍼治療をします。

  • 血流の検査:循環器用エコー

    血流の異常

    自然治癒力の低下は血流の異常で分かるので、循環器用エコーで手足や首の状態を確認し、血流改善の鍼治療をします。

  • ストレスの検査:医療用サーモグラフィ

    ストレス状態

    治りを妨げるストレス状態は体表温度に現れるので、医療用サーモグラフィで確認し、自律神経を整える鍼治療をします。