突発性難聴の鍼灸治療の効果

●更新 2023.12.15
ステロイドで改善しなかった
突発性難聴への鍼治療
突発性難聴の鍼治療では、4つの要件がそろうほど治療効果が高いので、ステロイドで治らなかった突発性難聴でも、改善する可能性が高くなります。
四つの要件
- 1. ストレスの鍼治療をする
- 2. 耳梗塞の鍼治療をする
- 3. タイプに合わせた鍼治療をする
- 4. 専門性が高い鍼灸院を選ぶ

鍼治療のエビデンス
鍼治療で突発性難聴が治るという研究結果はありません。ただ京都大学で行われた、「インスリン様細胞成長因子を使った突発性難聴の治験」と、鍼治療の効果は似ています。インスリン様細胞成長因子は、細胞の成長を促し老化を抑えて免疫力を保つホルモンで、以前から鍼治療の効果と関係が深いと言われています。
院長 吉池 弘明
1.ストレスの鍼治療をする
原因のベースはストレス
ストレスが悪さをすると、体温と免疫力が下がります。この状態でステロイドを大量に使うと、副作用でさらに体温と免疫力が下がってしまいます。鍼治療は体温と免疫力を高め、聴神経が再生しやすいお体の状態に戻します。
- 自然治癒力が高まる
- 内耳の血流が良くなる
- 聴神経の再生を高める

困ったときは顔が青くなる
ストレスがかかり続けると、体は戦うために戦闘モードです。血流が悪くなるので、顔→手足→全身の順番で温度が低下し、免疫力が下がります。ステロイドで突発性難聴が治らない方は、顔や手足の温度が低い方が多いです。
鍼治療前

鍼治療後

※個人の結果であり、効果を保証するものではありません
顔の血流 治療前・治療後
鍼治療は、体の戦闘モード(交感神経優位)とリラックスモード(副交感神経優位)を調整します。バランスよく作用すると体温が上がるので、免疫力も上がります。内耳への血流も良くなり、突発性難聴が回復しやすくなります。
2.梗塞体質の鍼治療をする
突発性難聴の原因の一つは梗塞体質
突発性難聴を「耳梗塞」と呼ぶ耳鼻科の先生も多いです。事実として、突発性難聴の患者さんは、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい体質を持っています。鍼治療で梗塞体質を改善すると、新鮮な酸素と栄養が内耳に運ばれ、聴細胞の回復が始まります。

エコノミークラス症候群
ふくらはぎの血流が悪いと血栓ができやすくなり、脳梗塞になるリスクが高いうえ、内耳への血流が滞りやすい体質です。実際に、ステロイドで突発性難聴が治らない方は、エコノミークラス症候群を起こしやすい方が多いです。
鍼治療前

鍼治療後

※個人の結果であり、効果を保証するものではありません
ふくらはぎの血流 治療前・治療後
ふくらはぎは「第二の心臓」です。鍼治療でふくらはぎの血流を心臓にしっかり戻すことができれば、内耳への血流が改善し、突発性難聴が回復しやすくなります。
鍼治療前

鍼治療後

※個人の結果であり、効果を保証するものではありません
重心バランス 治療前・治療後
首がゆがんでいると、椎骨動脈(内耳や脳へ向かう動脈)を圧迫するので、脳梗塞や突発性難聴を起こしやすくします。鍼治療で重心を整えて、椎骨動脈の圧迫を防ぎます。
3.タイプに合わせた鍼治療をする
突発性難聴には3つのタイプがある
患者さんへの鍼治療をする中で、突発性難聴には「3つのタイプがある」ことを見つけました。タイプごとに鍼治療を行うと、効果を最大に高めることができます。
- A.ストレスが原因の突発性難聴
- B.血液循環が原因の突発性難聴
- C.ウイルスが原因の突発性難聴

ストレスが原因の突発性難聴
特徴
- 突発性難聴側の、首の温度が下がる
- 温度分布がまだら模様になる
- オージオグラムでは、低音の聴力が低下
緊張した交感神経をリラックスさせる鍼治療をすると、聴力の回復を早められます。ストレスが原因の場合、ステロイドで治らないことがありますが、鍼治療なら回復することが多いです。
血液循環の悪化が原因の突発性難聴
特徴
- 首が曲がり、炎症がある
- 手足の温度が下がる
- オージオグラムでは、中音域の聴力が低下
椎骨動脈の血流を改善する鍼治療をすると、聴力の回復が始まります。発症から時間が経過するとステロイドでは治りませんが、鍼治療で血液循環を改善すれば、回復する場合が多いです。
ウイルスが原因の突発性難聴
特徴
- 首に強い炎症がある
- 体の温度が下がる
- オージオグラムでは、全体の聴力が低下
- 発症時、めまいを感じることがある
重度の突発性難聴になりやすいですが、免疫力を高める鍼治療をすると、低音から徐々に聴力の回復が始まります。
4.専門性が高い鍼灸院を選ぶ
難聴専門の鍼灸院の見分け方
オージオメータ・サーモグラフィ・エコーがある鍼灸院なら、十分な突発性難聴の鍼治療ができます。設備が整っているかどうかを基準に、鍼灸院を探しましょう。
- 聴力検査の設備がある
- サーモグラフィの設備がある
- エコーの設備がある

著者情報

私が書きました
森上鍼灸整骨院 副院長 吉池 美奈子
実家は宮崎の名門鍼灸院。子供の頃から風邪を引いても鍼で治されるため、病院へ連れていかれる友達をうらやましく思って育つ。周囲への配慮に長けた、面倒見の良い二児の母。「1番患者さんの役に立つ人間になる」を座右の銘とし、突発性難聴や、婦人科疾患の鍼治療を専門に取り組んでいる。
当院について
独自の方法で、突発性難聴の治療効果を上げている鍼灸院です。

突発性難聴は「全身疾患」です。全身の免疫力と血流の異状が、しわ寄せとなって内耳に現れます。
お医者さんは、突発性難聴になった内耳に注目されます。私達は内耳に負担がかかる全身症状に注目して鍼治療するので、ステロイドで良くならなかった患者さんも、回復に向かうことが多いです。通常の病院や鍼灸院では行っていない方法なので、ご相談ください。
治らない原因を見つける!
他にはない、当院独自の検査方法

防音室外での聴力検査
突発性難聴は、音の方向が分からなくなるので、防音室外で、骨導、気導のフルスケールの聴力検査をして異常を探します。検査結果から、鍼治療の効果を最大に引き出すツボを選びます。

首のゆがみを確認
重度の突発性難聴の患者さんは、首が曲がってゆがんでいることが多いです。内耳に向かう神経や血管を圧迫するので、ゆがみを治す鍼治療をします。

突発性難聴のエコー検査
ステロイドで効果がでない突発性難聴の患者さんは、内耳に向かう動脈が圧迫されていることが多いです。循環器専用のエコーで動脈の拍動を調べて鍼治療をすると効果的です。
患者さんの声

T.O.さん山梨県
回復してきました!
ステロイド点滴と高圧酸素療法をしても治らなかったのに、森上さんの治療で聴力が戻ってきました!検査では先生の詳しいご説明があって、自分でも目で見て血流状態の悪さが確認できたので、納得したうえでしっかり治療を続けられました。

M.S.さん新潟県
職場に復帰できた
突発性難聴は、急激なめまいで始まりました。鼓膜の奥にステロイドを打っても良くならず、ジージー、キーンという音が響いて、耳の中で嵐が起こっているみたいでした。精神的にも追い詰められた時、鍼治療に出会い、おかげさまで職場にも復帰できました。とても感謝しています。

R.K.さん千葉県
諦めなくて良かった
突発性難聴で、左耳の聴力がまったくない状態。入院してステロイド治療しても、特に変化はありませんでした。聞えないまま生活していくのは嫌で、数日間、森上鍼灸整骨院さん近くのホテルに宿泊し鍼治療を続けたところ、少しずつ聴力が回復。千葉から来たかいがありました。
※「患者さんの声」は 個人の感想です。
疾患により治療法や効果の出方が変わります。
不調の根本原因は人によりさまざまなので、当院では全身検査をしたうえで、その患者さんに合った治療法をご提案しています。
分からないことやご不安なことは、「今すぐ無料相談する」ボタンからご相談ください。









